音楽制作に使うヘッドフォンと言えばSONY製のMDR-CD900STが、あまりにも有名かと思います。私も20年以上使用しています。完全なプロ仕様ということもあり以前は手に入りにくいものでした。今では普通のい楽器店でも見かけるようになりました。
プロの現場での使用に耐えられるように非常に丈夫にできているのだと思います。20年以上使っていても断線などの故障どころかノイズひとつ出たこともありません。
ただ一箇所だけ弱点というか、ほとんどのヘッドフォンはそうですが、イヤーパッド が破れたり劣化してボロボロになります。消耗品と考えるべきなのでしょう。
今回のパッド交換は2度目になります。1度目はボロボロに劣化した状態でしたが、今回は大きく破れてしまいました。
普通のヘッドフォンだと捨ててしまうところですが、何せ万単位の買い物でしたから、なんとかならないかとネットで検索すると、あるわあるわ交換パッドが、純正品と称するものから数百円の廉価版まで、
一応、純正品と称している物を買ってみました。
以前に交換した時はスピーカーの周りのリング状のスポンジも付属していて、同時に交換しました。このリング状のスポンジも前回は跡形もないぐらいボロボロになっていました。
購入の際にはこのリングスポンジの有無も確認した方が良いでしょう。
さて、パッドの交換自体は非常に簡単です。
ただ、本体の溝にパッドのふちが差し込まれているだけです。古いパッドを取り除き新しいパッドの縁を差し込んでいくだけです。最後のところで少し引っ張って引っ掛けるような感じです。自転車のチューブ交換に比べたら1000倍簡単です。(比較の対象がレアすぎですね)
これでまた5年ぐらいは無事に使えると思います。
長く使える道具は、それだけでも良い道具ですね。
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