以前から気になっていたストラトキャスターのシンラインモデルを手に入れました。
Fender Eric Johnson Signature Stratocaster Thinlineです。
テレキャスターでは良く見かけるシンラインモデル。ボディ内に空間があるセミホロウボディになっていて、少しアコースティックギターよりの構造と言えます。
サウンド的にも柔らかく広がりのあるものとなります。
もともとストラトキャスターはエッジのきいたシャープな鳴りが特徴かと思います。使い方によっては細くて伸びのない埋もれがちな音になりやすいところがあります。
セミホロウにすることで丸みのあるのびやかな音になり、特にソロプレイでの存在感が強まります。フロントピックアップでの違いが特に感じられます。
それとリアピックアップにトーンコントロールが付いたことでサウンドバリエーションが大きく広がったと言えます。さすがエリック・ジョンソンと言えるモデルになっていると思います。
他にも特徴的な点、エリック・ジョンソンのこだわりとして、テンションの緩み、ナットからの弦はずれを防ぐ用途のストリングガイドが排除されています。
余分な部品、不要なねじ穴が音に影響することを嫌ってのことだということです。凡人に聞き分けられる領域ではないと思います。同じようにトレモロスプリングを隠すフタもねじ穴もありません。
スプリング5本だときつすぎてトレモロアームは使えないですね。本人は4本にしているようです。
通常のストラトキャスターでは出しづらい柔らかい厚みのあるトーンを求める方にはうってつけだと思います。良いギターを手に入れたと思っています。
実際の音は、もう少し弾き込んでから公開したいと思います。
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・ストラトキャスターのシンラインモデルですが、SXというブランドで安価なモデルが出ていますが、こちらはホロウボディではなく単にfホールの部分だけ空間になっているだけです。ただアッシュ材は木目が綺麗で、アルダー材よりも鳴りが良いようなので価格を考えると魅力的かもしれません。
シンライン風?!
— Tamago(TM5) (@HideShd) 2020年3月7日
ホロウ部分はfホールの周りだけ‥ pic.twitter.com/PIiabKBvnl